こんにちは！
おなかのーとです。
現在50代。人生を100年と大きく見積もったとしても、もう人生の半分を過ぎてしまいました。
改めて、残りの人生、めいいっぱい楽しみたいと考えるれば考えるほど時間がありません。
そんな思いもあり、極上の旅やグルメを探すため、あれやこれやと千思万考しています。
50歳を過ぎてふと立ち止まった時に感じるこの気持ち。
歳を重ねた今だからこそ味わえる旅を追求したい。
同じような気持ちの方いらっしゃいませんか？
そんな方は是非続きをご覧ください。
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「おなかのーとの旅とグルメ」では、50代になったら行きたい、心に残るような旅、感動するような旅、極上の旅やグルメをご紹介しています。
今回は、京都旅行で宿泊した「俵屋旅館」。
京都の老舗「俵屋旅館」、旅行が好きな方、京都が好きな方でしたら、ご存じの方も多いのではないでしょうか？
「俵屋旅館」は、創業300年の歴史があり、現存する旅館の中で最も古い旅館と言われています。
建物は数寄屋風建築で、1864年の長州藩と幕府軍との戦い「禁門の変の変」で焼失し、明治の初期に建てられ、現在は登録有形文化財に登録されています。
国内外からの著名人がお忍びで訪問する旅館ということでも有名ですが、予約ができる公式ウェブサイトは存在せず、魅力を秘めた旅館。
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京都にある極上の老舗旅館。
気になりませんか？
興味をもってくださった方、私の拙いたわごとも含まれますが、是非続きをご覧ください。
京都の老舗「俵屋旅館」に宿泊しよう
京都で密かに有名な旅館は「俵屋旅館」。
先にも伝えた通り、建物は現存する日本最古の旅館で、国の登録有形文化財に指定されています。
国内外から著名人がお忍びで訪問したり、定宿として宿泊されていたり、そんな高尚かつ特別感のある場所。
分不相応なのではないかという躊躇はありましたが、宿泊してみたい欲の方が上回り、思い切って予約してみました。
実はそう思ってから訪問できたのは、実は数年越し。
そう、予約困難な旅館です。
客室は、全18室ということもあり、繁忙期は予約が取れません。
春の桜シーズン、秋の紅葉シーズンに加え、ゴールデンウィーク、年末年始、春・夏・冬休みの予約は、少なくとも半年前の予約がおすすめです。
「俵屋旅館」概要
| 名称 | 俵屋旅館 |
| 住所 | 〒604-8094 京都府京都市中京区中白山町２７８ |
| 電話 | 075₋211₋5566 |
俵屋旅館の佇む場所は、風情があり、観光にも便利な所。
地下鉄「京都市役所前駅」から徒歩数分、ふと入りたくなるようなお店が、ぽつぽつと建つ、麴屋町通りに面しています。
▶予約は電話かJTBの予約サイトのみ。
アクセス
京都駅から俵屋旅館への交通手段は断然タクシーがおすすめ。
電車は乗り換えもありますし、一度電車を使おうとしたことがありましたが、地下を少しあるかなければいけないのと、乗り換えもあるので、時間帯によっては渋滞に巻き込まれることもありますが、荷物があるのでタクシーが便利です。
電車
JR京都駅↔地下鉄烏丸御池↔地下鉄京都市役所前駅↔俵屋旅館
京都駅から電車+徒歩で行く場合、乗り換え時間含めず15分、待ち時間乗り換えなどを含めた場合、少なくとも30分はみていただいたほうがでいいでしょう。
- 烏丸御池↔京都市役所駅前 京都地下鉄東西線で2分 駅から俵屋旅館まで徒歩５分
- 京都↔烏丸御池 京都地下鉄烏丸線で５分 駅から俵屋旅館まで徒歩10分
おすすめルートは京都市役所前駅からは徒歩約５分。１番がおすすめです。
タクシー
京都駅から車は約15分。
荷物が多い場合は、迷うことなくタクシーでの移動が断然おすすめ。
ただ、タクシーも行列で、待ち時間があったり、渋滞の時間に重なってしまうと、時間通りに到着しないというデメリットもあります。
自家用車
車で旅館に伺う場合は、旅館の前に車が着くとすぐにお迎えに出てきて下さり、車の鍵をお渡しして車を預けます。
到着時間に合わせて用意してくださっているので、到着時間を伝える事と、もし時間が前後するような場合は、その都度お知らせしたほうがいいですね。
東京から京都へ行く場合は、京都東ICを利用しています。
名神高速道路 京都東I.C.より車で約20分
名神高速道路 京都南I.C.より車で約30分
周辺
京都は歩いているだけで発見があり楽しいので、徒歩30分歩くのも全く苦になりません。
俵屋旅館から徒歩30分圏内の大まかな観光スポットをまとめてみました。
- 徒歩15分圏内には、鴨川、京の台所 錦市場、花街 先斗町
- 徒歩25分圏内で京都御所、祇園
- 徒歩30分圏内になると建仁寺、八坂神社、二条城
「俵屋旅館」のここがすごい！
「俵屋旅館」の老舗旅館のどこが素晴らしいかというと、建物、食事、おもてなし。
- 書院風、数寄屋造りの風情ある建物で美術館級の調度品にふれられる
- 極上の京懐石（食事）をいただける
- 極上の寝心地、お風呂
- 素敵な仲居さんのきめ細やかなおもてなし
旅館に行くと楽しみにしているのは、建物、食事、仲居さんとのおしゃべり。
素晴らしく楽しく素敵な時間。
記念に一度だけお伺いしようと思って訪問しましたが、一度だけ、一泊だけの宿泊で過ごした時間はは忘れられません。
素敵な体験忘れるのは無理。
またいつか絶対お伺いしたい旅館です。
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建物や食事風景気になりませんか？
次からは、旅館の館内での様子をお写真でご紹介していきます。
俵屋旅館の建物や室内
旅館も旅館の中もまるで美術館。
歴史あるたたずまいには、わびさびの極み、奥ゆかしさを感じ、ただただうっとりするばかりです。
俵屋旅館
玄関
一歩中に入るともうそこは別世界…
キチント揃えられた草履やサンダルも絵になります。
そう、全てが絵になるんです。
こちらの玄関は吹き抜けの玄関なんですよ。
上は空！本物の吹き抜けなんです。
雨の日や雪の日にも訪問してみたくなるような玄関。
写真は夜21:00頃、帰り際に取らせていただいています。
名残美味しく後ろ髪を引かれながらおいとましました。
俵屋旅館
さらに一歩進むと目に飛び込んでくるのは菊や秋の草花が描かれた華やかな金屏風。
立ち尽くしてしまいました。
屏風は季節に合わせて模様替えしていらっしゃると思います。
俵屋旅館
靴を脱ぐと、すぐ部屋へ案内してくださいます。
金屏風のその先に少し見えるのが中庭。
この中庭も贅沢にオープンエアーで吹き抜け。
俵屋旅館
部屋
部屋は青紅葉の眺めある庭付き。
朝は小鳥のさえずる声がヒーリングミュージックに。
庭では苔や水落としの音も楽しめます。
俵屋旅館
朝食の用意を仲居さんがしてくださっている間にお写真撮りました。
日本料理のお店に行って、美味しいお料理を出していただいても、テーブルや器がとても残念だと思う時ってありませんか？それくらいテーブルと器にはそのお店やお料理の格を決める要だと思っています。
そんな思いの中出会った朱色の漆塗りのテーブル。
美しいですね。鮮やかな朱色に惚れ惚れします。
視界に入ってくる掛け軸や簾、緑が素敵です。
俵屋旅館
脚がしびれるということもない座り心地抜群の掘りごたつ式の座卓。
ご飯の用意をしてくださる間はこちらでオレンジジュースをいただいたり、久しぶりに新聞を読んだりしながらくつろぎます。
俵屋旅館
棚にはお茶セット。お番茶と緑茶がいただけます。急須や湯呑もかわいい。
俵屋旅館
清潔感のある使いやすい洗面所。
タオル、ドライヤー、歯ブラシ、カミソリ、クレンジングや化粧水などの洗面用具も一式揃っています。
赤い和紙に包まれたソーイングセットがかわいいです。
俵屋旅館
食事の時は気分も上がる浴衣を着ました。
かわいい柄。
俵屋旅館
部屋着も用意されていて、寝相の悪い私たちは、寝ている間にお腹が出て冷えてしまわないよう、パジャマ兼部屋着を使わせていただきました。
生成りで綿素材のサラッと楽に着れるパジャマ。
写真左のレース付きは女性用、右側が男性用です。
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そして、ここで注目していただきたいのは、お布団。
横から眺めたら40cm以上はあるんじゃないかと思うような、厚みのある、ふっかふかのお布団で、お布団の中に入った瞬間にふわふわに包まれるんです。
まるで繭に包まれているような感覚。
感激する繭のようなお布団です。
俵屋旅館
お風呂は高野槙のお風呂。
高級な旅館では利用されているところが多い高野槙のお風呂。
極上のバスタイム。
保温保湿力が高く。京都の水をよりやわらかくしてくれると言われています。
温泉とは違うすばらしさ。
俵屋旅館
このお風呂で使われている、俵屋石鹸はかなりの人気商品。
ふんわり優しいしゃぼんの香りとはこの香りのことだと勝手に思っています。
購入できるので、私もおみやげにいくつか購入させていただきました。
ふわっとした履き心地の良いスリッパも購入できます。
オンラインでも購入できますが、もちろん俵屋さんでも購入できます。
俵屋旅館
食事
旅の醍醐味は何と言っても、美味しい食事がいただけるということではないでしょうか。
特に京都の旅館はクオリティーが高いということでも有名です。
今回の俵屋旅館のお料理は息をのむような美の世界でした。
お料理の美しさも、器の美しさも、食材も、最高の食事をいただきましたのでご紹介させてください。
お着き菓子
食事の前に、旅館へ着いた時、お茶と一緒にいただく、お着き菓子もご紹介させていただきます。
俵屋さん名物の「わらび餅」
俵屋旅館のお着き菓子は、竹の器い入った「わらび餅」です。ぶるんとやわらかく、きな粉と黒蜜の良い香りがします。
俵屋旅館
夕食
畳みの和室、朱色のうるし塗りの座卓、器。
この環境の中でいただく極上の京懐石。
美味しさと美しさの相乗効果。
素晴らしくて素晴らしくて感激が止まりませんでした。
至福のひと時。
日本酒
飲みやすい辛口過ぎない日本酒の食前酒をいただきました。
それとは別に日本酒などもいただきました。
俵屋旅館
先附・小茶碗
俵屋旅館
向附
俵屋旅館
椀物
俵屋旅館
焼物
俵屋旅館
俵屋旅館
温物
俵屋旅館
強肴
俵屋旅館
止椀
俵屋旅館
俵屋旅館
水物
俵屋旅館
俵屋旅館
朝食
朝、時間になると仲居さんがお布団をたたみにきてくださいます。
その間私たちはオレンジジュースをいただいたり、果物をいただいたり。
俵屋旅館
俵屋旅館
しばらくすると、和食に付いてくる湯豆腐が届きます。
俵屋旅館
俵屋旅館
最後に
極上の京都老舗旅館、日本の歴史と美しさを身近に体験できる、魅力を秘めた「俵屋旅館」いかがでしたか？
控えめな美しい輝きを放つ趣が素晴らしく、美しいお料理とこの上なく美味しいお料理。
可愛らしくてやさしい仲居さんとのおしゃべりもとても楽しかった記憶がよみがえります。
一生に一度訪問したい旅館と思い、分不相応であるとは思いましたが、思い切って予約しました。
ただ、やっぱり一度で終わりにはできないですね。何度も訪問したくなるような素敵な旅館。
実は何度か、次回の予約にチャレンジしていますが、なかなか旅館の空きと私達の予定が合わず、また次の機会にチャレンジ予定です。
「俵屋旅館」さん、誰が訪れても、いつ訪れても、きっと素敵な思い出になるはず…
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おなかのーとでは、これからも、50歳過ぎたら行きたくなるような極上の旅とグルメを投稿予定です。