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【世界遺産 吉野山】2024年桜の開花予想や散策ルートと所要時間

吉野山の桜
吉野山の桜

こんにちは、おなかのーとです。

温かい日も多くなり、日本列島はお花見シーズン真っ只中ですが、もう春のお花見には行きましたか?

今回は、春のお花見に向けて、世界遺産吉野山の「2024年度桜の開花予想」と「桜のイベント情報」、「おすすめ散策ルート・所要時間」などをお伝えします。

奈良県にある桜の名所「吉野山」は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として、山全体がユネスコの世界遺産に登録されています。標高400mから600mに位置する上千本の花矢倉展望台からの眺めは誰もが圧倒されるほどで、一目で千本見える華やかさから「一目千本」と呼ばれ、春になると、桜の絶景を見ることができます。

至る所に絶景が点在し、歴史と文化が融合する、世界遺産 吉野山の桜やお花見に興味のある方は是非ご覧ください。

2024年吉野山の桜開花

吉野山は、930haもの面積があり、約3万本もの桜が植えられています。そのため、桜の見ごろも長く、3月下旬から4月中旬ごろまで楽しむことができます。

私は今年、2024年4月4日に吉野山へ行きました。
何度訪れても美しい吉野山です。

先週の奥千本はまだつぼみでした。
奥千本は今(2024年4月11日現在)、ちょうど見ごろになっているようです。

下記は2023年度のものですので参考まで。

  下千本(吉野駅付近) 中千本(如意輪寺付近) 上千本(吉野水分神社付近) 奥千本(西行庵付近)
開花予想日 3月28日 3月29日 3月31日 4月7日
五分先 3月31日 3月31日 4月2日 4月9日
満開 4月4日 4月5日 4月6日 4月13日
桜吹雪 4月8日 4月9日 4月9日 4月16日

(参考:ウェザーニュース

吉野山のイベント情報

吉野山では、桜の季節になると、桜まつりや夜桜を鑑賞できるライトアップのイベントが開催されます。

吉野山 夜桜ライトアップ

吉野山の夜桜ライトアップの日時は、2024年3月23日(土)~4月21日(日)17:00~22:00です。(参考:吉野山観光協会公式ウェブサイト

出典:奈良県観光公式サイト

出典:奈良県観光公式サイト

吉野山の散策ポイント6つ

  • 開花状況をチェックして
  • 散策MAPを入手しておく
  • 服装は脱ぎ着できるものを1枚プラスして
  • 飲み物やお弁当の持参もおすすめ
  • 交通規制に注意する
  • バス情報を入手しておく

桜の開花状況をチェック

吉野山は広く、下千本、中千本、上千本、奥千本というように、場所ごとに名称がつけられています。訪問時期によって満開の場所が移動していきますので、桜の開花状況は予めチェックしてから出向くといいと思います。(参考:ウェザーニュース

吉野山散策MAPを入手

吉野山には、要所要所にトイレが設置されているのですが、観光客が多いと混み合います。特に、中千本のバス停を過ぎるとトイレはほとんどありませんので、その辺りの心づもりが必要です。

対策として、吉野山観光協会公式ウェブサイトのウォーキングコースMAPを参照いただき事前にダウンロードしておくといいです。山を登る前に、入り口で吉野山の散策地図をもらうことができる場合もありますが、係の人に出会えない事もあるので念のため。

散策の服装

道路は、ほとんどがきれいにアスファルトで舗装されていますが、展望台には舗装がなく、平でなかったり、土や草が生えていたり足元がぐらつく場所もあります。

忘れていけないのは吉野が山だということです。春の吉野山、日中良く晴れた暖かい日は、薄手のシャツ1枚でもいいくらいの暖かさ、ただ、日陰にはいったり、少し風が出てくると、急に寒くなってきたりします。

吉野山の散策では、歩きやすい靴、雨具は必須、通気性のいい服装に一枚羽織るものを用意するといいと思います。

持ち物

下千本付近にうどんやお蕎麦、柿の葉寿司のお店など点在していますが、それを超えると自動販売機やお店がほとんとありません。

4月の晴れの日の散策は、暑いと感じる日もあります。また、長い距離、坂道を登ることになりますので、飲み物が不足しないよう用意しておく必要があります。

また、上千本から奥千本まで登るという、長時間の散策になる場合は、飲み物以外に、展望台で食べるお弁当や、ちょっとしたお菓子もあるといいと思います。

吉野山の交通規制

吉野山の桜の開花時期は交通規制があります。

車で出向く場合は、迷わず吉野駅そばにある吉野山観光駐車場もしくは付近の臨時駐車場に停めることをおすすめします。また、10時を過ぎると一気に駐車場が埋まってきてしまいますので注意が必要です。

近辺にたどり着くと誘導の方々が何人もいらっしゃるので迷うことはないと思います。

上千本、中千本にもそれぞれ駐車場はありますが、駐車できる台数が少ないということ、トップシーズン中の交通規制や、通行禁止区域の設定により、山を登っても駐車できず、人混みをかき分けながら車で下って戻らなければならない可能性があるので注意が必要です。

吉野山観光協会で作成してくださっている吉野山交通規制MAPです。下記リンクが開きにくい場合はこちらをご参照ください。

吉野山交通規制

吉野山交通規制

(参照:吉野山観光協会公式ウェブサイト

バス情報

観桜期バスは、1時間に2本程度の運航で、竹林院と奥千本までの往復のみ、片道400円で、途中下車はありません。

バスの混み具合は、時期や時間帯によりますが、午前中の竹林院のバス停から奥千本までの上りのバスはとても混んでいて、1~1.5時間待ちでした。私たちは歩きましたが、帰りの奥千本からのバスは、比較的空いていたのでバスに乗りました。

(参考:吉野大峯ケーブルバ自動車株式会社

下千本からの眺め

下千本からの眺め

吉野山の散策ルートと所要時間

吉野山の散策所要時間は約4時間です。(吉水神社や後醍醐天皇陵、奥千本の修行門の先には行っていせん)

下千本から奥千本へ向かう徒歩での道のりは、片道約6キロ(アップルウオッチによる計測)、行きは約2.5時間かかりました。

帰りは奥千本から中千本までバスを使用し、休憩しながらの帰り道は、1時間半かかりました。

吉野山散策往路2.5時間

吉野駅駐車場→下千本→七曲り坂→商店街散策→仁王門→金峯山寺→五郎平茶屋→花矢倉→高城山展望台→金峯神社

吉野山散策復路1.5時間

金峯神社→商店街散策(中千本付近)→駐車場

吉野山観光の散策MAP

吉野山観光協会にて作成してくださっている吉野山散策MAPです。

下記リンクが開きにくい場合はこちらをご参照ください。

吉野山散策MAP

吉野山散策MAP

(参考:吉野山観光協会のウォーキングコースMAP

吉野山の散策タイムスケジュール(往路)

行きは徒歩で片道約2.5時間かけ、下千本から奥千本へ向かいます。

下千本

10:20分吉野駅側駐車場を出発

吉野駅側駐車場から7,8分ほど歩き、「七曲り」に到着、坂を上ります。

吉野駅からロープウェーに乗っての眺めも素敵ですが、七曲りはなだらかな坂でこちらも眺めがよく、舗装もされていてきれいです。

帰りは、ロープウェーに乗ることもありますが、ロープウェーは、運河良くても10分程の待ち時間があったり、不安になるくらいのすし詰め状態で座ることもできなかったり、快適な移動手段ではなく、写真撮影の目的以外ではあまりおすすめできません。

歩行者専用道路でのびのび歩けるおすすめルートです。

七曲り

下千本の七曲り

中千本

10:35 朱色の「大橋」

朱色の「大橋」。

大橋と桜

下千本の大橋

10:40 商店街

大橋から中千本まで、商店や宿泊施設が並びます。

吉野町商店街

吉野町の商店街

10:50 黒門

黒門を過ぎると少し上り坂です。

黒門

黒門

11:00 銅の鳥居

重要文化財「銅の鳥居(かねのとりい)」は、黒門からまっすぐ坂道をのぼりつめた場所にあります。

修験道に入る大一門で、「発心門」ともいわれ、日本三大鳥居のひとつとされている銅製で、高さは7.5メートル。

奈良の大仏建立で残った銅を使い建てられましたが、当時のものは、南北朝の戦いで焼失し、現在のものは1455年頃に再建されたといわれています。

銅の鳥居

銅の鳥居

11:00 国宝「仁王門」

国宝・仁王門

国宝・仁王門

11:10 バス操車場

バス操車場トイレ脇の細い階段を上りきると奥千本へのバス乗り場がありますが、長蛇の列で1~1時間半まちだったため、私たちは歩いて奥千本を目指しました。

中千本バス操車場

中千本バス操車場

11:20 世界遺産「金峯山寺蔵王(きんぷせんじぞうおう)」

世界遺産「金峯山寺蔵王(きんぷせんじぞうおう)」で取り入れられている修験道は、山にこもり厳しい修行を行う日本古来の山岳宗教と仏教とが融合した日本独特の宗教です。

世界遺産・金峯山寺蔵王

世界遺産・金峯山寺蔵王堂

上千本

12:00 「花矢倉展望台」

「花矢倉展望台」では、無造作に置かれた丸太に腰掛け、約20分休憩。

飲み物、お昼、もしくはおやつの持参がおすすめです。

花矢倉展望台

花矢倉展望台からの一目千本

12:20 上千本から奥千本へ

上千本から奥千本までは、緩やかな上り坂のある林道です。

時間と、自分の体力を考え、高城山展望台には上りませんでした。

林道

林道

奥千本

12:40 金峯神社の修行門

最終目的地である、奥千本「金峯神社の修行門」に到着しました!

この修行門から先に行くための坂道がとても急で、お腹も減って、登りきる気力は既になく、途中まで登り、引き返しました。

帰りは、この門の前から10分ほど片道400円の循環バスに乗り、中千本まで戻りました。そこから下千本付近のお店に立ち寄り、お腹を満たしながら駐車場まで戻りました。

私のお腹を満たしてくれた、おすすめのお店は、この後の記事を是非ご覧ください。

奥千本・修行門

奥千本・修行門