こんにちは、おなかのーとです。
「おなかのーとの旅とグルメ」では、おすすめしたい旅行プラン、宿泊してよかった宿やホテル、美味しいレストランやカフェなどをご紹介しています。
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さて、今回は、奈良旅行です。
春には桜、夏は新緑が、秋には紅葉を愛でることができます。
我が家にとって、桜のシーズンといえば吉野の千本桜というほど、奈良の桜がお気に入り。
そしてその時に宿泊させていただいたホテルが、この奈良ホテルです。
こちらは、明治に国の総力をかけて建設された、和洋折衷のクラシックホテル。東京駅の設計も手掛けた辰野金吾氏が手掛けた歴史あるクラシックホテルで、皇室とのゆかりも深く、海外からの賓客もお招きしている格式あるホテル。
建物は、新館と本館に別れ、1984年に建築された新館と、明治時代に取り込まれた洋風文化をそのまま引き継ぐクラシカルな本館とに分かれていて、どちらも、とてもとても素敵です。
今回は、クラシカルな雰囲気漂う建物や、新館と本館、両方の部屋、朝食や夕食、バーやラウンジの様子をメインに宿泊記として奈良ホテルをご紹介します。
奈良ホテル周辺は、東大寺、唐招提寺、春日の大社など、奈良ホテル周辺に、世界遺産の数々が点在しています。
これから奈良ホテルに宿泊される方、奈良の旅行を考えていらっしゃる方是非この続きをご覧ください。
建物
本館のほとんどが檜で作られ、白い漆喰の壁と木材に塗られた黒い漆との調和が素敵なホテルです。
建物も素敵ですが、建物からの景色もすばらしく、どの場所にいても心地が良いところがポイント。
建物は、新館と本館があり、1984年に建築された新館と、建築家、辰野金吾氏設計による桃山御殿風檜造りの1909年に建造された創業当初の趣を残す本館が融合しています。
玄関ロビー中央の赤い絨毯やシャンデリアの雰囲気は明治時代からのもの。
本館ロビーにはアインシュタインが弾いたというスタンウェイのピアノが置かれています。
部屋
奈良ホテルには新館と本館に客室があります。
それぞれスタンダードルームに宿泊した場合を比較すると、部屋の雰囲気以外に違うものといえば、アメニティーとバスルームが違います。
また、本館は、天井が高く、部屋数が少ないということと、宿泊料金は、本館の方がやや料金が高いというところが違うところです。
どちらを選ぶかはお好み次第。
新館
1984年に建築された新館は、バスルームなどの水回りは新しく、雰囲気はクラシック。ヨーロッパのホテルを連想させるような、エレガントで可憐なお部屋。
バスルームは清潔で、使い勝手のよいスタンダードなタイプ。
アメニティーは奈良ホテルのロゴ入りです。
本館
重厚感ある本館スタンダードの部屋。
明治時代の面影が残る人気のあるお部屋です。
天井が高く、木の風合いがあり、クラシックなお風呂やマントルピース(暖炉)のある部屋。
窓からは荒池、奈良公園が一望でき、緑に囲まれた景観も素敵でした。
部屋のテーブルには、「本館の部屋は、昔ながらの造りのため、音が響くので過ごし方にご注意ください」というような注意書きがありました。
私たちが宿泊した日は、桜シーズンで、ほぼ満室だったはずですが、他の部屋からの物音は全くありませんでしたが、夜遅い時間と朝早い時間のバスルームの使用は控え、音について気を付けるようにしました。
青いバスマットが印象的なバスルームは、広くありませんが、レトロな雰囲気がいいですね。
アメニティーには「TEA」という文字。とても香りのよいアメニティーでした。
立地と観光
駅から大荷物を持って歩けるかというとそういう場所ではありませんが、駅とホテル間の無料送迎バスがあります。
奈良ホテル周辺には、東大寺、春日大社、興福寺など、奈良の世界遺産を観光をするにも抜群の立地です。
徒歩での散策も楽しめますし、自転車をレンタルするのもおすすめ。
奈良ホテルでレンタルできる自転車は台数に限りがあるので、事前予約をしておくのもいいかもしれません。
色々なところで鹿に会えるというところも嬉しいです。
鹿さん達は、人懐っこくて、寄って来ておじぎをすると、おじぎをしてくれます。
吉野山
奈良市内からは車で1時間半~2時間と少し離れますが、世界遺産認定されている吉野山にも足を延ばし、自然を眺めたいですね。
特に桜の季節は、桜で山全体が覆われ、絶景が堪能できます。
メインダイニングルーム「三笠」
レトロクラシックなレストランの雰囲気。食器、シルバー製品などもとても素敵です。
ディナーは、鮑や牛ステーキがメインで食材にも大喜びしました。ジャパニーズクラシックなフランス料理がどことなく懐かしい雰囲気を持ち合わせていて美味しかったです。
朝食の奈良ホテルスタイルエッグベネディクトは奈良漬けが入った味噌風味のソースが特徴的、フレンチトーストやパンケーキも懐かしいスタイルで楽しめます。
バーラウンジ「ザ バー」
昼も夜も絶対立ち寄ってほしい素敵なバーラウンジです。
ずっとここにいてお茶していたいと思うほど癒される空間。こちらのティーラウンジには、ロンネフェルト社認定のティーマスターシルバーの有資格者がいらっしゃいます。
サービス
今回の宿泊にあたり何度かお電話やメールで問い合わせをさせていただきましたが、返答が迅速で、かつ、時間を要する回答は、こちらからお願いせずとも、途中経過の連絡と、おおよその回答までの時間を返答してくださるなど、とてもスマートな対応があり感激しました。
お迎えやお見送り、その他レストランらバーラウンジすれ違う清掃の方々まで、ご挨拶や対応が徹底されていて、優れた人材の揃っているホテルだと思いました。
また利用したいと思うホテルです。
アクセス
JR奈良駅、近鉄奈良駅からは、1時間に2本、朝の8時台から夕方5時台まで、無料の送迎バスがでているので便利。
車では、高速道路ICである、天理IC、木津IC、宝来ランプのどちらからも約20分です。
最後に
これまで、クラシカルな檜の館、奈良ホテルについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
奈良の世界遺産観光に便利で、ラグジュアリー、きめ細かなおもてなしがあり、歴史が感じられる奈良ホテルの宿泊はきっと思い出に残る旅になるでしょう。
ご質問などあればブログでのコメントやインスタなどでお問合せ下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。