屋久島に着いた当日は何をして過ごしますか？
飛行機で屋久島へ向かい、お昼頃到着した私は、空港からタクシーで、屋久島観光の要といわれる「屋久島観光センター」へ行き、お昼を食べ、登山バスのチケットを購入、レンタル用品をピックアップ、島内観光をしてからホテルに向かいました。
屋久島の有名な観光スポットは縄文杉と言われていますが、屋久島の絶景はそこだけではありません。屋久島全てが絶景なんです。
この絶景には感激が止まりません！
こちらでは屋久島到着初日のタクシードライブで景色を見た絶景を写真と共にお伝えしていきます。
約5時間で屋久島の海岸沿いをまるっと一周するタクシーでのドライブです。
屋久島に興味のある方、自然に興味のある方、夏の旅行を考えていらっしゃる方は是非ご覧ください。
屋久島について
屋久島は九州地方鹿児島県に属する海に浮かぶ、周囲約130km面積約505㎢の島で、花崗岩が隆起して出来上がっています。
島の中央には日本百名山の一つでもある1936ｍの宮之浦岳があり、ここを筆頭にいくつもの山が連なる山地です。
気候と気温
海沿いの平地は亜熱帯、山岳部は亜寒帯の気候で、これに伴い気温は平地と山地での温度差が激しく、平地の気温は年平均27℃で暖かい気候ですが、山岳部では標高が100ｍ上がるごとに気温が約1℃下がります。また冬には雪が積もります。
降水量
日本一降水量が多い地域としても有名で、年間降水量は約4400㎜です。
人口
人口約1万3千人で、人よりも猿や鹿が多いと言われているほどの自然豊かな島です。
世界遺産
島の約90%が森林で、亜熱帯から亜寒帯の気候を持ち、多様な植物、優れたスギ林を持つ希少価値がある地域ということなどから、島の約21%はユネスコの世界遺産に登録されています。
島内観光スポット
12:30屋久島空港出発→12:45屋久島観光センター→14:15永田いなか浜→屋久島灯台→14:45西部林道→15:15大川の滝→15:40ガジュマル→16:15千尋の滝→16:50松峯大橋→17:15ホテル到着
屋久島地図
ドライブルート
12:30 屋久島空港出発
屋久島空港に到着すると、既に屋久島交通のタクシーの運転手さんがお迎えに来てくださったので、時間のロスなくすぐに出発できました。
屋久島空港
12:45 屋久島観光センター
トレッキングのツアーには
JTB経由で申し込みをしていますが、登山の際のバスチケットをここ屋久島観光センターで購入しなければなりません。
また同じくJTB経由で申し込みをしていた登山用品一式レンタルしたものをここで受け取ります。
予めレンタルする靴のサイズを申告していますが、実際に履いてみて確認します。
屋久島観光センター
観光センター内のレストランで名物のお昼を食べます。
魚の出汁が効いた名物の飛び魚ラーメンにチャレンジしました。
カルシウム補充！
小さい頃に絵本でしか見たことのなかったトビウオ。
初めてトビウオを食べましたが、あっさりした味で、骨が多く感じました。
鹿児島県ではトビウオの漁獲量全国一位なんですね。
トビウオラーメンには、プロの隠し味という「さば煎汁」の小瓶が味に変化が加わるというような添え書きと共に添えてありましたが、オーストラリアで初めてベジメイトを食べた時と同じで衝撃的でした。
トビウオラーメン
次の観光ポイントいなか浜の手前にガジュマル公園がありますが、別の場所でガジュマルの木を見る予定なので、ここは通り過ぎます。
14:15 永田いなか浜
ラムサール条約にも登録されている、ウミガメの産卵で有名な永田いなか浜。
残念ながら8月だったので産卵の時期は過ぎていましたが、花崗岩が砕けた粒の荒い砂浜の手触りを楽しむことができました。
タクシーの運転手さんは小さい頃ウミガメの卵を食べたことがあるようで、臭くて美味しくないんだよ。と教えてくれました。今は卵を取ったり食べたりするのは禁止になっていますから気を付けてくださいね。
永田いなか浜
14:35 屋久島灯台
屋久島の永田岬に立つ真っ白な屋久島灯台。
明治時代に建てられたもので、煉瓦と御影石で作られているようです。
近くまでは行きませんでしたが、いなか浜から西部林道に向かう道の途中からよく見えました。
light
14:45 西部林道
西部林道で毛づくろいをしながらくつろぎ中の猿の群れに遭遇しました。
特に親子の猿がかわいらしく和ませてくれました。
タクシーを停めても全くおびえる様子もなく、かといって物をおねだりしてきたり襲ってきたりする様子もありません。
西部林道のやくざる
15:22 大川の滝（おおこのたき）
日本の滝百選にも選ばれている大川の滝。
二股に分かれて流れ落ちる様は豪快です。
落差は88ｍで九州一を誇りますが、間近で見ると包み込まれそうな幅の広さにも圧倒されます。
大川の滝
透き通ったきれいな滝壺も見られます。
大川の滝
15:40 ガジュマルの木（屋久島フルーツガーデン側）
屋久島フルーツガーデン側にある立派な立派なガジュマルの木。
このガジュマルの木は、ハリーポッターに出てきそうな雰囲気もありますが、生命力が強く、幸せを呼ぶ木ともいわれています。
観葉植物として売られているものと全く別の物に見えませんか？
ガジュマル
16:15 千尋の滝（せんぴろのたき）
落差60ｍの滝です。
巨大な花崗岩の山肌が美しいですよね。
千尋の滝
16:50 松峯大橋
安房川にかかる赤い橋からの眺めは格別です。
タクシーの運転手さんが、やつで？のようなはっぱを取って紙飛行機のように飛ばしてくれました。きれいにひらひらと舞い降りていく様子が印象深いです。
ここからの眺めはとてもおすすめです。
松峯大橋からの眺め
絶景お勧めホテル
最後に、観光スポットではありませんが、Sanakara Hotel ＆ Spa 屋久島からの絶景をご紹介します。
真っ青な青い空がすがすがしい気持ちにさせてくれます。
この青々とした空に絵にかいたようなもこもこの真白な雲。
碧い海と水色に輝くプール。
Sankara Hotel & Spa 屋久島
宿泊しなくてもランチだけ食べることができます。
サラダー、スープ、メイン、デザート、コーヒー付きのセットです。
ハンバーグ
食後に、プール沿いのパラソルの下でゆったりとくつろげるのは最高です。
8月で暑いけど暑くない。
Sankara Hotel & Spa 屋久島
まとめ
屋久島についた到着日の午後の5時間を満喫する島一周のツアーについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか？
どこもかしこも見逃せない観光スポットばかりですよね。
車でまわると時間を有効活用できますし、タクシーでまわれば旅の疲れに鞭打つかのように運転する必要もなく、スイスイ次の観光スポットまで運んでくれます。屋久島の話を色々聞くことが出来て楽しいドライブになりますよ。
難しい道はないのでレンタカーを借りてまわってもいいと思います。
是非、屋久島に行ったら山登りだけでなく、車で島一周し、屋久島の絶景を満喫してください。
おすすめです！
縄文杉へのトレッキングや白谷雲水峡へのトレッキングの様子も記事にしていますので、もしよろしければご覧ください。