こんにちは、おなかのーとです。
「おなかのーとの旅とグルメ」では、おすすめしたい旅行プラン、宿泊してよかった宿やホテル、食事が美味しかったレストランなどをご紹介しています。
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ところで、英虞湾の景色がどれほど素敵であるかご存じですか?
行ったことのある人であれば、誰もが「うんうん」と頷くでしょう。
私は、2016年に伊勢志摩サミットが開催され、連日報道される各国首脳の表情を見て、「志摩観光ホテル 」の宿泊と、「ラ・メール」での食事を熱望するようになりました。
今回は、英虞湾の絶景と共に美食が味わえる、三重県の「志摩観光ホテル ザ クラシック」のフランス料理「ラ・メール」の食事を写真と共にレポートします。
「ラ・メール」には、作家山崎豊子さんの小説「華麗なる一族」の冒頭に記されている、英虞湾の描写の一文がふと頭に思い浮かぶような、そんなうっとりする景色があります。(※実際の舞台は「ラ・メール ザ クラシック」のほうです)
記事の前半は、「ラ・メール」のおすすめポイントと、南仏を彷彿とさせる爽やかで明るい朝食を、後半は、英虞湾の夕日とともにいただいた、鮑や伊勢海老など三重の食材をふんだんに使われた「ラ・メール」の伝統的なフランス料理をご紹介します。
「ラ・メール」のお料理は、とても美味しく可憐で素敵。
伊勢志摩への旅行や、志摩観光ホテルでの食事や宿泊を検討されていらっしゃる方は、是非ご覧ください。
志摩観光ホテル ザ クラシックのフランス料理「ラ・メール」のおすすめポイント5つ
「志摩観光ホテル ザ クラシック」のフランス料理「ラメール」では、美味しくて可憐なフランス料理が味わえ、三重県の鮑や伊勢海老などの食材が使われ、トラディショナルなフランス料理が楽しめます。
そしてこちら「ラ・メール」からは英虞湾の素晴らしい景色を臨めます。
これぞ絶景!
どこに焦点をおいてもクオリティーが高いのが、ここ「ラ・メール」です。
- 美味しく可憐でなフランス料理
- トラディショナルなフランス料理
- 三重県産の貴重な鮑や伊勢海老などの食材が使われている
- レストランからの眺めが最高に素晴らしい
- 朝と夜の雰囲気がそれぞれ違ってそれぞれ素晴らしい
卓上のお花は偶然に自宅でお世話している観葉植物と同じスパティフィラムでした。
花言葉は「清らかな心」「清々しい日々」だそうです。
ころんとした玉虫色の花瓶もとても素敵でした。
「ラ・メール」のパーフェクトな朝食と夕食
「ラ・メール」の食事は、朝食も夕食もパーフェクト。
英虞湾の絶景と、三重の食材がふんだんに使われた美食が堪能できます。
「ラ・メール」の朝食
朝、張り切ってレストランオープンの時間に入店したら、まだあまり他のお客様はいらっしゃいませんでした。
室内は全体的に青と白のイメージ。
爽やか。
席に着くと樋口シェフサイン入りのメッセージカードが!
ホテルの庭で育ったハーブや地元の食材が愉しめる模様。
ワクワク。
朝の英虞湾と真っ青な空に元気いっぱいの雲。
早速運ばれてくるレモンとハーブのお水がまた爽やか。
濃厚な野菜ジュース
美味しく身体に優しく栄養豊富で美容によさそうな毎日飲みたいお味です。
朝食のジュースは野菜ジュース以外にオレンジ、グレープフルーツ、トマトジュース、モーニングジュース、シャンパンから選べます。
モーニングジュースはいちご、オレンジ、蜂蜜を使ったジュースでした。朝いちばんの空腹なお腹に優しいジュースですね。
朝のシャンパンもとっても魅力です。
三重県内産野菜のサラダ、国内産チーズ添え(船越味噌風のディップ)
透明なグラス風の容器に入っているところが爽やかで素敵です。
船越味噌ディップで味を楽しめました。
季節のフルーツとヨーグルト
食べ頃の頂点に達したメロン。
ヨーグルトにはりんごの蜂蜜をかけていただきました。
豪勢な朝食はまだまだ続くから驚きです。
モーニングスープ
白菜と自然薯のさらっと食べれるポタージュスープでした。
泡立てたミルクと菊芋のチップがのったお皿に食べる直前スープを流し込んでくれます。
泡が静かにスープに馴染んでいくのが美しく、美味しくもあるステキなスープでしたよ。
卵料理
ここで待ちに待った卵料理!
メニューを選択するときはすごく悩みました。
なにしろエッグベネディクトと、海の幸のオムレツと海の幸と卵のグラチネ(グラタン)という選択肢ですから。
迷って迷って迷って、結局オムレツにしました。
美しい芸術的なオムレツが到着!
オムレツの中には、海老やあわびなどの海の幸がふんだんに入っていました。
豪華な食材は「志摩観光ホテル」ならではのレシピです。
とってもふわふわ。
口にいれると色々な食感と味が、次々とあふれ出だします。
ちなみにこちらはグラチネです。
かわい卵のお皿に入った、卵にチーズをかけたグラタン、フランス語でグラチネです。
グラタンの半熟加減が絶妙。抜け目のないわたし、ちゃっかりお隣から一口おすそ分けしてもらいました。
コーヒー
食後のコーヒー。
美味しかったなあまたここに来たいなあなんて、素晴らしかった朝食を振り返り、幸せをひしひしと感じるひととき。
コーヒー以外に紅茶やハーブティーも選べます。
パン
なんと私は写真を撮り忘れましたが、ここの朝食でパンの美味しさは今まで食べたパンの中で1、2位を争うくらいの絶品。
私が食べたのは外側カリカリ中ふんわりのフランスパンと、甘すぎない大人味のシナモンデニッシュです。
大食いの私でもさすがにお腹がいっぱいで、これ以上は食べれなかったのですが、本当はトーストやクロワッサンなどほかのパンも食べたかったのです。
ジャムも何種類かの味がありましたよ。
ほんとにほんとに美味しくて、感動するくらい美味しかったパンなのに、普段通り写真も撮らず飛びつくように食べてしまって。お恥ずかしい限りです。
またここのパンが食べたい。
またこの雰囲気の中、この朝食が食べたい。
そう思わない人はいないでしょう。
「ラ・メール」の朝食は、爽やかな光の中でいただく素敵すぎる可憐な朝食でした。
次は夕食の様子をお伝えしていきますね。
「ラ・メール」の夕食
夕日が沈む前の貴重な瞬間。
英虞湾はほんの数秒でまた違った表情を見せます。
ブルーのアクセントが入ったパールのナプキンリング
バター
バターはフランス産のエシレバターと、そのエシレバターにあおさ、ひじき、あらもくなどの海苔が練りこまれた自家製バターの2種類が用意されていました。
バターには風味があり、パンを一層楽しめます。
ここでもパンの写真を撮るのを忘れていますが、大きな丸いフランスパンは温かく外がパリパリで中はふわっとしていて、とってもとっても美味しかったです。
食前酒
まずは、お洒落すぎる食前酒。
アミューズ ブーシュ
自家製ハムとパートブリック前菜。
肉厚ハムの美味しさや春巻きの皮のようなパリパリの皮の食感、自家製のハムは三重県玉城町で飼育されている「玉城豚」で、パートブリックは、牛肉の赤ワイン煮込みを小麦粉を薄くして揚げたものです。
食感の楽しさと、口に入れるとジュワっとしみ出る美味しさ。
野菜のディップ
鮑の肝のディップ。
贅沢な食材を使ったディップは、残さずきれいにすくいました。
飲み物類
お任せのシャンパンは、フランスのペリエ・ジュエグランブリュットです。
他にグラスワインでお願いしたものが、白ワインはフランスのピリュニー・モンラッシェ・レ・フォラティエール、赤ワインはフランスのシャンボールミュジニーをいただきました。
うにポンファム キャビア添え
バター香るソースとチーズの中からは、ウニが登場しました。
たっぷり入っています。
香りもたまりません。
贅沢に添えられたキャビアにも思わず微笑むばかり。
鮑ステーキ ブールノワゼットソース
立派な黒あわびのステーキは、じっくりと丸一日かけてコンソメで煮込み、やわらくなったものを焦がしバターソースで仕上げているのだとか。
なんて手が込んでいるんでしょう。
口に入れると鮑に浸みこんだスープの味が、香ばしいバターのブールノワゼットソースとなじみます。
やわらかいけれど鮑の食感はきちんと残っていて、中華や鉄板焼きなどで味うあわびとは一味違い、これもまた美味です。
美しい鮑の切り口をご覧ください。
伊勢海老クリームスープ
贅沢なほど濃厚です。
香りよく、旨味も味もぎゅっと濃縮されています。
仕上げに施された焦げ目部分がまた美味しいんです。
伊勢海老のコンソメジュレ
こってりとした食べ物のあとにうれしいジュレです。
きらきらする盛り付け。
コンソメのジュレが一度口の中をニュートラルにするという贅沢な一品。
伊勢海老アメリカンソース
伊勢海老の頭や殻で作るとってもとっても手間がかかるソースですよね。
ここ何年も何年も食べておらず、食べたいと切望していたもの。
伊勢海老が貴重で高価なものになりすぎて、最近はメニューとして出しているレストランをあまりみかけません。
触覚が長くて立派。
堂々とお皿に載っています。
思わず出てしまいそうになる本能的にガリガリかじりつきたい気持ちをなんとか押さえました。
バラのソルベ
口直しのシャーベットです。
テーブルに登場した瞬間「わぁ~」と思わず言葉が出たほど。
可愛らしく可憐なバラのシャーベットです。
香りもとても上品。
松坂牛フィレステーキ ペリグーソース
三重県のブランド牛松坂牛のフィレ肉に黒トリュフの入ったデミグラスソースです。
最後まで豪華で贅沢なメニュー。
本当に美味しいです。
季節のデザート
三重で採れたオレンジを使ったゼリーとその下にはふわふわの白いムース。
わたしにとって久々のオレンジ系のデザートで新鮮でした。
甘酸っぱくておいしかったです。
小菓子
メレンゲやフロランタンなどの小菓子。
コーヒーと一緒にいただきました。
お腹がいっぱいでしたがひと口サイズで、ぱくっといけました。
「ラ・メール」での食事とは
これまで「ラ・メール」での華やかで可憐な食事を写真とともにご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
英虞湾の絶景を眺めながら、三重県産の食材がふんだんに使われた、伝統的なフランス料理が「ラ・メール」のフランス料理です。
改めて三重県が食の宝庫であると認識しました。
創作フレンチのお店が多い中、伝統的なフランス料理をいただくことができ、鮑や伊勢海老などをこれだけふんだんに使ったフランス料理がいただくことができる「志摩観光ホテル」の「ラ・メール」がとても貴重な存在に思えてなりません。
総料理長「樋口宏江シェフ」について
ご覧のとおり、輝かしい経歴の持ちの樋口宏江シェフです。
(経歴等については志摩観光ホテル公式ホームページより抜粋させていただいたきました)
- 2008年「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」開業とともに「ラ・メール」のシェフになる
- 2014年「志摩観光ホテル」総料理長に就任
- 2016年伊勢志摩サミットワーキングディナー担当
- 2017年農林水産省料理マスターズで女性初ブロンズ像受賞
- 2019年特別版「ラ・メール」ミシュラン一つ星獲得
経歴からも「志摩観光ホテル」と「ラ・メール」に情熱を掲げ、「ラ・メール」を更に躍進させた人物であることがわかります。
「志摩観光ホテル ザ クラシック」の宿泊
今回宿泊した「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」は、全室100平米以上のスイートルーム。
部屋からも、レストランからも、ラウンジからも終始うっとりする景色を望むことができます。
全室がスイートルームでオーシャンビューを見渡せるところが「志摩観光ホテル」最大の魅力です。
一生に一度は宿泊したいホテル「志摩観光ホテル」。
気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
これまで、「志摩観光ホテル ザ クラシック」のフランス料理「ラ・メール」をご紹介してきましたがいかがでしょうか。
英虞湾の絶景を眺めながら、三重県産の食材がふんだんに使われた、伝統的なフランス料理が「ラ・メール」のフランス料理です。
樋口シェフは、調理学校をご卒業されてからすぐ「志摩観光ホテル」に就職し、それからホテル内だけでなく、違うレストランに出向したり、フランスの巨匠アランデュカス氏の講習会に参加されたり、伝統を継承しつつ新しいスパイスも大切にされています。
このようなところが「ラ・メール」がずっと輝いている理由なのかもしれません。
「ラ・メール」の入り口そばのエレベーターホールにはクリスタルとパールのカーテンがさらっとつるされています。
向こうにかすかに見えるのが「ザ クラシック」と「ザ リアン」です。
うっとり。。。
この記事が、「志摩観光ホテル ザ クラシック」の宿泊を検討されている方、フランス料理「ラ・メール」の食事を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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