「青森」というとどのようなイメージを思い浮かべますか?
「りんご」、「津軽三味線」、「ねぶた祭り」、「世界遺産白神山地」などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
青森に旅行したら、青森をまるごと満喫してしまいたいですよね。
そんな贅沢とも思える理想にマッチした温泉旅館「星野リゾート 界津軽」に宿泊しました。
宿泊した「星野リゾート 界 津軽」は、青森の魅力を存分に楽しめて、ゆったりくつろげる温泉宿で、世界遺産「白神山地」や「十二湖」、秋田の「十和田湖」観光の拠点としても利用できます。
この記事では、「星野リゾート 界 津軽」の宿泊記録と、観光地への所要時間などをお伝えしていきます。
「星野リゾート 界津軽」が気になる方、青森や秋田の観光旅行を考えていらっしゃる方は是非ご覧ください。
青森の魅力を満喫できる宿「星野リゾート 界 津軽」
「星野リゾート 界 津軽」は、青森の魅力を存分に味わえるラグジュアリーな温泉旅館。
至る所に、青森を存分に味わえる工夫がたくさん施されています。
和と青森にあふれる旅館
部屋
各所で見られる「こぎん刺し文様」の藍色と白色のコントラスト。
館内の柔らかい明かりの使い方にも癒されます。
こぎん刺し文様の壁画
青地に白いステッチ柄が特徴的な「青森こぎん刺し」。
中でも代表的なひし形の文様。
畳にふかふかの布団
贅沢なふかふかの布団に包まれるように眠りました。
寝室はもう一部屋あります。
障子にもこぎん刺しの文様。
風呂敷に包まれたアメニティー
赤いりんご色の風呂敷に包まれたアメニティー。
中には歯ブラシやくしが入っています。
風呂敷はお土産に持ち帰ることができます。
部屋からの眺め
朝の部屋からの眺め。
窓越しにそっと入ってくる光がなんとも言えません。
廊下
障子越しの明かりが心地よい。
玄関からロビーまでの廊下。
廊下の天井と壁面は、「こぎん刺し」文様にライトアップされていました。
8月の訪問だったので、所々に「ねぶた」の飾り付けがありました。
この迫力!
廊下の出窓からの眺め。
壺の焼き物が素敵なので写真をパチリ。
ロビー
ロビーには大きな窓。
庭の水と緑で癒されます。
ロビーにあるフロントでは、コーヒーや生姜湯が自由に飲めます。
夏のおやつタイムにはここで夏の風物詩かき氷も食べられます。私たちはかき氷のサービス時間を逃してしまったので、予めどんなサービスが何時にあるのか確認しておけばよかったと、今でもしつこく悔やんでいます。
カフェコーナーのお隣がお土産物売り場。
素敵な商品とディスプレイに思わずなんでも欲しくなってしまいます。
夜のロビーでは、有名な津軽三味線奏者の方と、お弟子さんでもある、ホテルスタッフの方の「津軽三味線」の生演奏を聴くことができました。
北の大地の厳しさと、日本海の荒波に打ち勝とうとする力強さを彷彿させるような力強い演奏でした。
ロビーの外にある水辺に浮かぶビードロ。
季節の会席料理
夕食は、青森の特産物である大間の鮪が!
雲丹や鱧、稚鮎など、普段食べることができない食材がつぎからつぎへと登場。
センス良くモダンで美味しい季節の会席料理を味わえます。
夕食
大間の鮪と雲丹のあられ和え黒にんにく風味。
鱧真薯 青紅葉麩 順才 茗荷
宝楽盛り
つぶ貝の柔らか煮、野菜のずんだ和え、海老とトマトの琥珀寄せ、養老豆腐と雲丹、海老とブロッコリーの松風、さよりの棒寿司、オクラの酒盗和え
お造り
大間の鮪、鯛、ホタテ
酢の物
稚鮎の揚げ物と野菜天ぷら
河豚皮の煮凝り抹茶餡
鰻の蒲焼土鍋ごはん 留椀 香の物
りんごの淡雪チーズ
「じょっぱり」「こみせ」「豊盃」の日本酒飲み比べ
朝食
朝食も豪華です。
ヒバの香り漂う温泉
写真を撮ることができず残念でしたが、界 津軽の温泉は、ヒバの良い香りが漂う温泉です。お湯は熱すぎずぬるすぎずちょうどいい温度。
湯舟にはヒバの香りがふわっと香るりんごの形の木のオブジェがプカプカ浮かんでいます。
主要観光拠点へのアクセスと所要時間
「星野リゾート・界 津軽」は、ラグジュアリーなホテルなので、部屋でゆっくり過ごすのもおすすめですが、車で移動するには観光にも便利です。
世界遺産「白神山地」山地の近場まで車で約1時間、「白神山地」に負けない人気を誇る「十二湖」まで車で約2時間、秋田の「十和田湖」まで約1時間と、主要観光地へのアクセスもよく観光の拠点としても大いに利用できます。
車移動にかかる所要時間
界津軽と観光地までの車移動にかかる所要時間をまとめました。
- 界 津軽→弘前城 約30分
- 界 津軽→十和田湖(西湖)約1時間10分
- 界 津軽→奥入り瀬 約1時間30分
- 界 津軽→十二湖 約2時間15分
- 界 津軽→白神山地アクアグリーンビレッジANMON 約1時間5分
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星野リゾート界津軽へのアクセス
星野リゾート界津軽へは、JR大鰐温泉駅から無料送迎バスが出ていますが、車があると自由の幅が広がります。
どこの旅行会社でも、宿泊予約と同時に、レンタカーの予約もできますので、空港かJRの駅からレンタカーを借りるのがおすすめです。
住所
〒038-0211 青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1
電話
0570-073-011(予約)
主要駅からの車移動での所要時間
- 新青森駅→界 津軽 約50分
- JR弘前駅→界 津軽 約30分
- JR奥羽本線 大鰐温泉駅→ 約5分
- 東北自動車道 碇ヶ関IC→界 津軽 約20分
- 秋田自動車道 二ツ井白神IC→界 津軽 1時間35分
飛行機、電車利用の場合
界 津軽は一日中旅館にいても飽きることなく過ごせる宿。
界津軽の公式ウェブサイトでは航空券付きプランもあります。
最寄りのJR大鰐温泉駅からは無料送迎バス(要予約)が出ています。
界津軽で楽しく過ごすためのチェックポイント5つ
「星のリゾート 界津軽」で楽しく過ごすためのチェックポイントを4つお伝えします。
- チェックインは15時過ぎてから
- 事前にホテルのサービス内容を確認する
- 事前に周辺環境を確認する
- 不明点はチャットサービスでホテルに確認する
チェックインは15時過ぎてから
今回我が家は、チェックインの時間より2時間くらい前に宿に到着してしまいました。
宿のロビーは、清掃があるため待つことができないということで、外に出るしかなく、宿のフロントでいただいた大鰐町の地図を握りしめ、遅い昼食が食べれる場所をぐるぐると車で旋回したのですが、運悪く、地図に記されているお店はどこも開いていませんでした。
結局弘前市内まで戻り食事をしてから翌日行く予定であった、白神山地の短時間コースを観光しました。
15時のチェックインまでは、弘前市内や、白神山地などで観光して15時過ぎてから宿に到着するのがベストです。
事前にホテルのサービスを確認
やむなく弘前まで車を走らせ、最初に見つける事ができたファミレスに入り、その後観光をしてから宿に戻ったのですが、タッチの差でかき氷タイムが終了してしまいました。
夏ならではの、かき氷が、ここで食べたかった…
あらかじめウェブサイトでホテルのサービス内容を確認するか、到着した時点で、フロントでお伺いしておけばよかったと後悔しました。
事前に周辺環境を確認する
コロナ禍真っ只中ということもあり、時期にもよるかもしれませんが、宿周辺は、歩いてちょっと散策したり、お昼を食べたり、お茶をしたり、という感じではありませんでした。
ホテルで過ごすか、観光地を目指すかどちらかだと心づもりしていたほうがよさそうです。
できれば早い段階でフロントの方に宿周辺の様子を確認しておいたほうがいいかもしれません。
不明点はチャットサービスでホテルへ問い合わせ
星野リゾートでは、問い合わせの電話が、星の屋全体を取りまとめたコールセンターにつながり、質問があっても宿泊先に直接お尋ねしにくい状況であるかもしれませんが、ウェブサイトにチャットサービスがありますので、こちらをうまく活用できるといいのかな思います。
まとめ
これまで「星野リゾート・界 津軽」のご紹介をしてきましたがいかがでしたでしょうか。
ヒバの香り漂う温泉、モダンでセンスの良い美味しい和食、ビードロやねぶた祭りなど、青森の土地ならではの特徴的なディスプレイに、津軽三味線の生演奏。
目で、耳で、舌で青森を楽しむことができ、観光への拠点としても利用できます。
観光地へのアクセスのよさと美味しい季節の会席料理、青森に包まれ青森を存分に味わえる「星野リゾート 界 津軽」。
以上、青森県の和モダンな温泉宿「星野リゾート・界 津軽」のご紹介でした。
この記事が星野リゾート界津軽に興味のある方、世界遺産白神山地など青森の観光に興味のある方の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。