十和田湖は青森県と秋田県の県境にあり、火山が噴火しその火口に水が溜まってできたカルデラ湖で、「ヒメマス」の養殖がさかんなことでも知られています。
驚くほど透き通っている十和田湖は、エメラルドグリーンやブルーのコンビネーションが太陽の光で最高にキラキラと輝いていました。
十和田湖に、ただただうっとりです。
今回は、我が家が宿泊した十和田ホテルからほど近い、十和田湖を短時間で気軽に散策できる西湖畔の遊歩道をご紹介します。
十和田湖の観光に興味のある方、十和田湖付近のホテルに宿泊予定の方は是非ご覧ください。
十和田湖とは
十和田湖の位置と地形
十和田湖は青森県と秋田県にまたがる湖で、火山が噴火した後、山頂部に水が溜まりできた水深約327mもある日本3位の深さがあるカルデラ湖です。
こんなに深いのに日本一の深さではないところにも驚きます。
主な観光スポットは3カ所
十和田湖の主な観光スポットは、中湖、東湖、西湖の3カ所です。
中湖ではキャンプやカヌーなど、東湖は十和田湖から注がれる奥入瀬渓流を、西湖は湖の湖畔散策してそれぞれ愉しむことができます。
十和田ホテルに宿泊した我が家は、歩いてすぐの西湖、陛下の散歩道との呼び名もある遊歩道を散策ししました。
十和田湖へのアクセス
〒018-5511 秋田県鹿角郡小坂町十和田湖大川岱55−2
車で
東北道 十和田IC→国道103号→国道454号を通り約1時間
電車で
東北新幹線 盛岡駅からレンタカーで。
東北新幹線八戸駅、新青森駅からは、時間がかかりますが、JRバスが出ているようです。
十和田湖 西湖畔の散策
十和田ホテルから所要時間約5分
私が宿泊した「十和田ホテル」から西湖畔の遊歩道・鉛山桟橋までは、歩いてわずか5分のところにあります。
まず、十和田ホテルを道なりに下ります。
国道454号線を横断すると、「え⁈」「ここ⁈」という場所に「遊歩道口」の看板があります。
そこを抜けるとすぐそこはもう十和田湖です。
道なりに進むと鉛山桟橋。
ここからは十和田湖の絶景が堪能できます。
最短30分で「陛下の散歩道」の散策
気軽に散策するなら往復所要時間最短30分で行ける十和田湖の西湖畔にある「陛下の散歩道」がおすすめです!
ただし、美しさに見とれたり写真を撮るのに熱が入ったりすると、あっという間に1時間くらいすぎてしまうのでご注意ください。
桟橋を正面にして左手に進むとそこにはなんとなく存在する道があり、そこが「陛下の散歩道」と言われているところです。
昭和天皇が「十和田ホテル」に宿泊され、「十和田湖」を散策なさった際に歩かれた道です。
ここは、水面に覆いかぶさるように生えたブナの木からの木漏れ日がとてもきれいです。
散策で注意したいポイント
服装
低い木が覆いしげり、コンクリートで舗装されている道ではないので、若干歩きにくいところもあります。
また、私の行った8月は、あぶとトンボに達からのが歓迎がありました。
長い散歩道ではないのですが、歩きやすい靴、長袖、帽子があったほうが安心です。
駐車場
ホテルの方から国道454号線の遊歩道入り口に車を停められると聞きましたが、数台車を停められそうなスペースを発見したものの、駐車場というわけではなさそうでしたので、ホテルに引き返し徒歩で散策しました。
宿泊先が「十和田ホテル」、「十和田プリンスホテル」の場合は、車をホテルの駐車場に置いて散策したほうがよさそうです。
宿泊していない場合は、「十和田プリンス」の隣にある「十和田ふるさとセンター」に車を停めて散策するのがおすすめです。
補足:おすすめの展望台
補足ですが、車で移動できる方におすすめできる絶景スポットもご紹介します。
「発荷峠第一展望休憩所」は、「十和田ホテル」や「十和田プリンス」から最も近い展望台で、ホテルから車で約10の分のところにある絶景スポットです。
売店などはありませんが、お手洗いがある休憩所になります。
ここでひたすら「十和田湖」の絶景を堪能します。
「発荷峠第一展望休憩所」までは、東北自動車道の小坂ICを降り、県道2号を十和田湖方面に約23km、約26分、「十和田ホテル」「十和田プリンスホテル」に向かう途中、少し足を延ばして立ち寄ることができます。
小坂ICからはかなり遠いですが、絶景を一目見たら、運転の辛さも吹き飛びます。
まとめ
さて、これまで「十和田湖の西湖畔」を短時間で散策できるコースをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
- 十和田ホテルから歩いて約5分
- 桟橋と遊歩道の散策最短30分
- お手軽に国立公園のカルデラ湖の絶景を散策できる
透き通った十和田湖は是非是非近くで見てほしい。
30分ほどの短時間でも散策できますので、十和田湖の絶景を短時間で堪能できる西湖畔はおすすめです。
以上、十和田湖西湖畔の散策についてのご紹介でした。
十和田湖観光に興味のある方、十和田ホテルに宿泊予定の方々の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。