こんにちは、おなかのーとです。
「東京ホテルズのーと」では、ラグジュアリーなホテルレストランやバーラウンジをご紹介しています。
いつもより少し背伸びをして、お洒落にリッチに過ごしたい!
東京のホテルレストランやバーラウンジで美味しい食事を楽しみたい!
そんなお洒落でグルメな人のための、ホテルレストランやラウンジの紹介記事です。
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今回は、東京品川にあるホテル「グランドプリンスホテル高輪」内のフレンチレストラン「ル・トリアノン」をご紹介します。
ここ最近、東京にあるホテル内のフランス料理のメニューが、創作フレンチ寄りになっているような印象を受けますが、「ル・トリアノン」では、伝統的なフランス料理も食べることができます。
また、グレードの高い食材利用した美味しい料理でありながら、特にディナー価格は、手が伸ばしやすい価格帯に設定されています。
全て美味しい料理の数々でしたが、特に特に「牛フィレ肉のパイ包み焼き」が絶品で、一気に心を奪われました。
少しレトロな感じも漂うロココ調の店内では静かでゆっくり食事をすることができます。
美味しいフランス料理を食べたいと思っている方、品川・高輪で少し贅沢なディナーを考えている方は是非ご覧ください。

グランドプリンスホテル高輪の「ル・トリアノン」
「ル・トリアノン」へのアクセス
「ル・トリアノン」は、東京のJR品川駅からほど近い「グランドプリンスホテル高輪」内の1階にあります。
グランドプリンスホテル高輪
東京のJR品川駅から10分以内の徒歩圏にあるとても便利な立地に、「グランドプリンスホテル新高輪」と隣り合うようにして建ち、映画館や水族館などを備えた「品川プリンスホテル」は柘榴坂(ざくろざか)を挟んだ反対側にあります。
家族と、友達と、恋人とエンタメも楽しむことができ、利便性があるホテルです。
レストランは、日本庭園に面していて、晴れの昼間には太陽に、夜は光の演出に癒されます。
今は、バレンタインバージョン、ハート型のライトアップが施されています。

レストラン前のバレンタイン用ライトアップ
外から入る側のエントランスと日本庭園側から入るエントランスの雰囲気が素敵です。

日本庭園側エントランスから見るロビー
いつ来ても、どの角度から見ても常に美しいエントランスの生け花。

ロビーの生け花
「ル・トリアノン」のディナー
どこか懐かしい香りのするロココ調インテリアの店内は優雅な気持ちでゆっくり食事ができます。
念願の窓際の席にも座ることができました。

窓際の席
スパークリングワイン
あまりお酒は飲めませんので、いつも通り少しだけ。
前回のクリスマスアフタヌーンティーの時と同じ「piper」でした。

シャンパン

前菜
コロッケの中に、蟹や海老などがぎっしり詰まっていました。
スパークリングワインとも合う美味しくとても贅沢なコロッケ。

前菜のコロッケ
テリーヌ
「冬野菜と帆立貝 タラバガニのブレッセ キャビアを添えて」
周囲が湯葉で包まれ豪華な食材が並んだ宝石箱のようなテリーヌです。
食材の帆立貝やタラバガニの味が最大限に引き立つような優しい味。
周りの野菜は主役を控えめな味で華やかに飾り、口の中での箸休め的な存在になっています。
添えられたキャビアの塩加減とソースと合わせて究極の美味しさに。

宝石箱のようなブレッセ
パン
固めのパンです。
おかわりをするとバケットをいただけます。

パン
パテ ド カンパーニュ
「トリアノン パテ ド カンパーニュ 蝦夷鹿の滋味を加えて」
これが食べたくて来ましたといっても過言ではありません。
トリアノンの名物、パテドカンパーニュです。
今回は蝦夷鹿肉が加わっているようで、確かに少し強い印象の味です。
でも臭みもなく、インパクトが加わった美味しいパテドカンパーニュ!
添えられたチャツネと人参のラペと一緒にいただくとまた美味しい。

パテ ド カンパーニュ
鴨肉のラグーとフォアグラのソテー
「フランス シャラン産 ビュルゴー鴨脚肉のラグーとフォアグラのソテー タイム風味」
お家柄の良い、シャラン産ビュルゴー鴨肉のフォアグラに出会いました。
しっとりとした上品なフォアグラ。
ラグーソースというと肉にくしい味と香りがするイメージでしたがそうではありませんでした。
とろっと濃くがあって上品なラグーソース。
底にはジャガイモが敷かれていて、パリパリのリーフパイが添えられているという豪華さ。
忘れられない味。

鴨脚肉のラグーソースとフォアグラのソテー
ポタージュスープ
「牛蒡のプティポタージュ」
牛蒡の渋い香りがほのかにするポタージュは、クルトンの代わりにカリカリの燻製ベーコンを入れて食べます。面白い発想。
お肉とお肉のメニューの間に入っているこのポタージュでお腹が一旦落ち着きました。

牛蒡のポタージュ
牛フィレ肉のパイ包み焼き
「国産牛フィレ肉のパイ包み焼き“ウェリントン”香り高きトリュフのソースを添えて」
かつてイギリスのウェリントン伯爵が好んで食べたという牛フィレ肉のパイ包み焼き。
フランスではないんですね。
そんなことはさておき、この「牛フィレ肉のパイ包み焼き」は美味しすぎて言葉が見つかりません。
パリパリのパイ生地に包まれたジューシーなお肉、食べる直前に香り高きトリュフソースを注いでいただきます。
パイ生地との間に均等に塗られたパテがまた美味しくて美味しくて。
美味しさに感激。

牛フィレ肉のパイ包み焼き
デザート
「温州みかんとキャラメルのアイス ココアのクランブルのアクセント」
キャラメルアイスもただでは登場しません。ココアのクランブルが添えられ、美味しさもひとしお。
みかんの皮はスジまでキレイにむかれてかわいらしい。
ピンセットでひとつひとつ取り除いてくださったのだそうです。

デザート
お値段
ランチコースは7,935円~、ディナーコースは9,800円~です。
ディナーのメインは追加料金4600円で「牛フィレ肉のパイ包み焼き」をお願いしましたが、お料理のみで一人2万円までいきません。
各申し込みサイトによってポイント制であったり、グラスシャンパンがついていたり、それぞれ特徴がありますので、どれくらいお酒を飲むかどうか、「牛フィレ肉のパイ包み焼き」を注文するかどうかによって金額は異なります。
メイン料理の追加料金4,600円は、少しハードルが高いのですが、オーダーするだけの美味しさがある一品です。
まとめ
これまで、東京品川にあるホテル「グランドプリンスホテル高輪」内のフレンチレストラン「ル・トリアノン」でのディナーのレビューをしてきましたがいかがでしたでしょうか。
全て美味しかった料理の数々ですが、特に特に「牛フィレ肉のパイ包み焼き」が絶品で、一気に心を奪われました。
少しレトロな感じも漂うロココ調の店内では静かでゆっくり食事をすることができます。
ここ最近、東京にあるホテル内のフランス料理メニューが、創作フレンチ寄りになっているような印象を受けますが、「ル・トリアノン」では、伝統的なフランス料理も食べることができます。
また、グレードの高い食材を使った美味しい料理でありながら、ディナー価格は他のホテルと比べて比較的手が伸ばしやすい価格帯に設定されているというところもおすすめポイントです。
このレビューが、美味しいフランス料理を食べたいと思っている方、品川・高輪で少し贅沢なディナーを考えている方の参考になれば嬉しいです。
以上、東京品川にあるホテル「グランドプリンスホテル高輪」内のフレンチレストラン「ル・トリアノン」でのディナーのレビューでした。
宿泊を検討されている方は、敷地続きでもあるグランドプリンスホテル高輪の宿泊記事も参考にどうぞ↓

最後までご覧いただきありがとうございました。
